1992年(平成4年)2月25日(曜日) 読売新聞より抜粋
医療支援で調査団
旧ソ連に外務省が派遣へ
外務省は24日、旧ソ連に対する医療分野での支援のあり方を探るため、奥山公道・参宮橋アイクリニック院長ら3人を27日から3月4日まで、旧ソ連の9都市に派遣する方針を決めた。
これは先月、ワシントンで開かれた旧ソ連支援調整国際会議の医療分科会で決定した行動計画に基づいて、日本や米国など10カ国のほか世界保健機関(WHO)などの国際機関が協力して行うもので、日本からの3人を含め全体で約30人規模の調査団となる。
調査団は27日、ブリュッセルを出発し、モスクワ、ミンスク、キエフなど旧ソ連の9都市を訪問、医療関係者などから医療支援に対する要望などを聞く。